チャボと娘達の涙



4月だったか、facebookで友達の『ちゃぼあげるよ』発言からはじまったちゃぼ飼育計画。5月の連休中も入れ替わり遊びにきた12人のお客さんもほっぽってチャボ小屋づくりに励み、連休最終日に友達の家に捕まえにいき、ようやくちゃぼたちを迎えた。もちろん朝早く鳴くのはわかっていたが、そんなに気にすることなく家のまえに小屋を置いてしまった。
当たり前といえば当たり前の結果だが、次の日から朝4時前に起こされ、一週間寝不足に。
結局100mほど離れた池の近くに小屋を移動。ようやく安眠できるようになった。
二日目からは毎日のように卵も産んでくれる。放し飼いだが、昼間は人恋しいのか100m離れた小屋から家の前まできて、子供と一緒に遊んでいる。 夕方になると自ら小屋に帰っていく。
子供たちもすっかり仲良くなった。オスはチャオ、メスはチャコと名前を決めたらしい。

そんな矢先事件が。
先週だったか、急に雨が降ってきた。子供たちがいなかったので、自分でチャボを小屋に追い込むことにした。子供の指示には従うのに、ちっとも小屋の方に向かわない。だんだんこっちもむきになってきて家の周りをぐるぐる回るはめに。完全におちょくられている。このままではらちがあかない。雨はどんどん強くなる。
息を整え、棒を振りかざしダッシュ!雄のチャボもダッシュ!飛んだ。!!!!!
低空飛行だが着地しない。そしてそのまま山の中へ消えていった。 すぐさまおっかけたが、気配をけしているのか、けがをして動けないのか、みつからない。とりあえずメスのちゃこだけは、小屋に入れた。
ようやく異変に気づいた子供たちが家の中から飛び出してきた。
あきらめて家に帰ったが、子供たちがなかなか帰ってこない。 しばらくして、子供たちが泣きながら帰ってきた。かなりマジ泣きだ。気まずい雰囲気のまま時間はすぎ、何度か見に行ったが気配さえない。3時間ぐらいたっただろうか。薄暗くなってきたころ外をみるとが薪小屋であまやどりをしているチャオを発見。
子供たちも大喜び。
さあ、もう薄暗くなってきたし、このまま夜をむかえれば、狐や猫もいるし、命の保証はない。
鯉をすくうタモをもち、多少手荒になってもしかたないと、躊躇なく網で押さえ込んだ。網の中でもがいているチャボを捕まえようとした瞬間、するりと足の下をぬけ、今度はチャボも迷うことなく、まるで普通の鳥のように羽ばたいて山の中にきえていった。完全に一回目より山の中に、、、、、、、、、。
家にはいると、今度は長女がマジなきしている。あんなひどいことしたら、今度こそもう帰ってこない、、と。心の中で『たしかに今回はお別れかもな』 と思った。
このまま子供からずっと白い目で見られるのか。

と思ったら、数時間後すっかり暗くなった薪小屋に、チャオが もどってきた。おそらく誰よりも自分が一番ほっとした。
今度は何もせずそのままほっておいた。次の朝、また4時前に起こされたが、襲われなかった事に一安心。
また次の日からは何事も無かったように、子供たちと遊んでいる。
めでたしめでたし。

 

 

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