命の重み



20日間も親鳥に温められ、20日間も雛が生まれるのを待ち続けた子供たち。
初めて雛を見た時の子供たちの笑顔はいままで見たことがないくらいに嬉しそうだった。
そんな大切な命が一瞬のうちになくなってしまった。

 雛も少し大きくなってきたし、ずっと小屋の中でかわいそうと思ったらしく少しの間、外にだしてやるつもりだったらしい。
中に入れようとしたが小屋の下にかくれてしまった。

そして、15分その場を離れて戻ってくるともう雛の姿は見えなかったらしい。
おそらくカラスにやられたに違いない。 

その日、会社から帰ってくると、長女が目を真っ赤にしてずっと泣いていた。
「狙われるから網で捕まえて、小屋に入れようっておばあちゃんに、言われたのに」
「私が網で無理に捕まえるのはかわいそうだからだめっていって、そのままにした」
「だから私のせいで死んじゃった、、、、、と」

あれから2週間、また放し飼いの親鳥と遊ぶようになった子供たち。
思い出だけは大きくなってものこるはず。
自分もそうだったように。
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